ビールについて

ビールってさ、おいしいよね。

私はそう思います。


でも本当にそうなのかと自問自答したら、恐らく "No" だと思います。
あれは酔えるからあれで良しとされるのだと思うんです。

でもこの考えは間違っていると思ってました。
ただ自分が完全にビールを好きになりきれてなくて、皆がそうだと思いたくて立てた仮説でした。
やっぱり皆ビールがめちゃくちゃ好きなんじゃないか、そう思ってました。

でもそうじゃないと気づきました。

今は確信を持って言えます。


「ビールはアルコールが含まれるからありなのであって、決しておいしい飲み物ではない」

単純に酒の席でのビールの「うまい」はまだ飲める方という意味だと思う。

根拠は以下の３つ。


①大抵の子供は嫌いであること。
②ぬるくなると不味いと感じること。
③ビール味の清涼飲料水がないこと。

①は単純そうで根は深いです。
皆さん子供の頃は嫌いだったけど、食べられるようになった食べ物はありませんか。

これは大人になったからとかいう理屈もない根拠が起因という訳ではありません。
簡単に言うと、これは舌がバカになって味が分からなくなっているだけなんだそうです。

個人的には我慢できる年齢になっただけの話、という人も若干いるように感じますが。
わたしもそのクチなので・・。

とにかく本当の意味で味に一番うるさい子供が嫌いなビールは、うまいとは言えないのでは。

②ですが、これはビールのうまいときの条件に温度が関係していると思うからです。
冷たいビールっておいしいですよね。
なんでか、それは味がわからないからです。

冷たいと味なんてわかんないから飲みやすい。
ぬるいと苦味と臭みで飲みにくいったらありゃしない。
でもそれが本来のビールなのでは。

③は決定的。
今までの話を聞いて、それでもビールは美味いと言い張る人には、アルコールのないビールを
水分補給の度に飲んでほしいものです。

本当に美味しいのなら、清涼飲料水になってもいいはずです。


今までビールに限定しましたが、それは「私がビ－ル好き」だからです。
はっきり言ってこれはアルコール全般に言えます。

特に焼酎なんか馬鹿なんじゃないかといつも思ってます。
個人的に、爽健美茶は焼酎の味がするのでキライです。
誰か共感してくれー。

そういう意味では、ビールだけでなく米もそうですね。
米が好きな人は多いでしょう。

でも私はおかずがなければ１杯が限界です。
ご飯に合うものがあって初めて米はおいしいのです。

コシヒカリの新米なら３杯はいけるよと言う人は、めんたいこがあれば６杯はいけるハズなので
自重してください。

ビールも似たようなもんです。


認めましょう。強がりを。

そしてこれからもビールはうまいと信じましょう。


おとなって大変ですよね。